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3月 30

「そんなのもう10年使ってないわ!」的な、クライアントさんより古い書体指定があり、仕方なく初代ホワイトiBookを数年ぶりに立ち上げる。
個人的に今も過去最強OSと信じてやまないMacOS9(←こういう考えが新しいモノを否定する根源である。ホントは最強なわけない)。

書体だけ現行OSに移して作業したいのはやまやまだけど、それにはまぁいろいろとハードルもあり、いっそのことコイツで作業してみようかと思い立ったが最後、またどつぼにはまって半日やられてしまった。

やりたいことは、このPC上でデザインまで完了させ、アウトラインをかけて吐き出す。いわずもがな、はまるポイントは最後の吐き出しである(3年前にも大ハマリしている)。

 

さて、データを他のPCに移すには、どうしましょう?

運良くネットに繋がったので、これでいけた思ったのもつかの間、、、

まずは原始的にメール添付にトライ。方法は2通り。ブラウザメールかメーラーか。しかしブラウザには最新のJavaが当然ないので、どこのブラウザメールもことごとく開けない。アウト。

次にメーラー。受信はすんなりできた(HDDの容量が足りなく、途中で何度も止まっては削除の繰り返しで6ヶ月分受信するのに1時間かかった)。ちなみに、この時点でHDDの空き容量は9メガバイト。メガですメガ(笑)。
そしていよいよ吐き出しの送信にトライするが、smtpの設定でエラーが出まくってまたはまる。いろいろ設定を変えてみるも結局あきらめ。ちなみに使用メーラーは、Entourage2001。2001という時点でなんとかしようという気力も出ない。アウト。

次に、CDに焼く?やってられない、却下。

次に、USBメモリ挿し。これは以前大はまりしたので、はなからあきらめ加減だったが、何気なく挿したメモリをなんとすんなり認識してしまった(驚!)。どうやらFATフォーマットであればドライバ不要でOS9でもいけるそうだ(これは盲点でした)。

ということで、結果的には吐き出し成功。
さらに、USBメモリを読んでくれるなら、ちょっと現役カムバックさせてもいいかなと思えてきた今日この頃。シェアできるかできないかは、そのPCの価値をも決めてしまう時代になったということも改めて実感。

 

10年前のスタメンソフトたち。
Photoshopは5.5、Illustratorは8.0だ。
エディタはASLEditとクラリス、それと音楽シーケンスのStudioVisionも健在(←正直、これが動く唯一のPCだったため、このPCは売れなかった)。

ということで、祝・愛Book2001、現役復帰。
しかしたった10年でもの凄い過去のモノになってしまった。
これ当時、17万以上したんですが。。。

OS9はまだ現役で使っている人もいるかと思いますが、ブラウザ及びメーラーは何を使っているのでしょう?というか、いまだにこれ、使えるのでしょうか?
ちょっとメンテナンスして、使ってみようかとも本気で考えてみたりもした。
速度的にはストレスの塊になるのは必至としても。。。
過去最強OSだから(笑)。

 


by manabujp | 2012-03-30 10:27 | Comments(2) »


2 Responses to “愛Book2001 with OS9”

  1. 1. ono says:

    デスクトップのG4が転がってるので要りませんか?

    要らないよな(笑)

  2. 2. manabujp says:

    G5でももはや苦しい時代ですね。。。。^^;